国史跡首羅山遺跡登山道が令和2年3月28日オープンいたしました。調査開始から15年、平成30年度から登山道を整備し、山頂までのルートが完成しました。
いつでも登れる首羅山で健康づくり、歴史散策、博多湾の眺望、ネイチャーウオーキングと、それぞれの目的にあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
首羅山の歴史や首羅山に登るときに気をつけていただきたいこと、登山ルート等を掲載しています。(画像をクリックすると大きな画像がご覧いただけます)
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国史跡 首羅山遺跡とは、鎌倉時代に350の坊があったといわれる中世山岳寺院の遺跡です。
天平年間に百済からきた白山権現が乗っていた虎の猛威に恐れた村人がその首を切り落としたところ、その首が光ったため羅物(薄絹)に包んで埋め、十一面観音を祀ったことから、首羅山頭光寺といわれるようになったという伝承があります。国際色豊かな福岡の中世そのままの様子を今に伝える遺跡であり、調査は現在も継続中です。