お客様(来館者)は「家族」です

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たくさんの名勝負、感動を提供してくれた平昌のオリンピックは、2月25日に閉幕し、3月9日からのパラリンピックに引き継がれました。平昌ほどではないにしろ寒い日が続いていた久山も春の訪れを感じる暖かい日が続いています。3月3日は桃の節句です。レスポアール久山のロビーには二組のひな人形が飾られ来館者の目を楽しませています。いずれも、町内の方からご提供いただいたものです。飾るスペースはまだ十分にあるので、これからもっと増やしてロビー中を飾ることが出来たら、きっと壮観だろうなと思います。また、来る5月の端午の節句には、ロビーの天井を、優雅に泳ぐたくさんの鯉のぼりで埋め尽くし、子どもたちに喜んでもらいたいと思っています。それぞれのご家庭の押し入れの奥や倉庫に眠っている鯉のぼりがありましたら、レスポアールのロビーに泳がせてみてはいかがでしょう。
宿題をする子、友達と語り合う子、ゲームに夢中な子など、レスポアールのロビーは、いつも学校帰りや教室の時間待ちの子どもたちで賑わっています。最近は、藤井聡太新六段の活躍もあってか将棋をする子どもも増えてきました。囲碁やオセロゲームも無料でお貸ししています。先日、若いお母さんと就学前と思われる子どもさんが一日いっぱいオセロを楽しんでいました。昔は、庭先や路地に縁台(ばんこ)を出して囲碁や将棋をする姿をよく見かけたものです。大人の皆さんも、どうぞお気軽にご利用ください。
レスポアールのロビーはレスポアールという建物の玄関ホールであると同時に、久山という町の玄関ホールでもあります。よその町から来られた方々をお迎えし、ゆっくりくつろいでいただくと同時に、久山町を味わい感じていただく空間にしていきたいという思いから、昨年町の情報コーナーを設置していただきました。また、挽きたてコーヒーの販売コーナーを設け、町民の皆様に、ゆっくりくつろげるリビングとしてもご活用いただいております。
先日、学習・文化施設の職員としてどのような心構えで、来館者をお迎えしたらよいのかを、福岡県レクリエーション協会の佐藤専務理事を講師にお招きして研修を行い、多くの有意義な内容を楽しく学ばせていただきました。その中で、お客様を迎える心構えとして、「お客様は神様です」ではなく「お客様は殿様です」という言葉を掲げている蕎麦屋さんの紹介がありました。「神様」は不手際があってもご理解くださるかもしれませんが「殿様」だと二度と来店していただけなくなるだけでなく閉店を命ぜられるかもしれません。レスポアールの職員として、そのような厳しい姿勢を自らに課すことの必要性を改めて肝に銘じました。ところで、時に小さな暴君となり騒いだり汚したりする子どもたちには、公共の場や施設でのマナーを学んでもらう必要があります。私は来館の皆様を共に学び、共に育つ仲間・家族として接する「お客様(来館者)は『家族』です」の姿勢も、併せて持つようにしたいと思います。

久山町文化交流センター
センター長兼図書館長 太田隆晴