みんなの願いが叶えられますように。
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レスポアール久山は久山町教育委員会が所管する文化・学習施設ですが、その管理運営は、民間企業が行なっています。これを「指定管理者制度」といいます。施設の設置目的を効果的に達成するために、民間企業のノウハウを活用し、住民サービスの質の向上を図るために設けられた制度です。平成27年4月からは三笠特殊工業株式会社がレスポアール久山の指定管理者となりました。センター長である私をはじめスタッフ全員が三笠特殊工業(株)の従業員として、公の施設であるレスポアール久山の管理運営にあたっています。そこで、代表取締役が久山町の住民ということもあり、久山町の商工会のメンバーに加えていただいています。
6月にはJボール仲原でその商工会主催のボウリング大会があり、私も、十数年ぶりのボウリングを楽しみました。百人近い参加者があり、町内の事業所の多さに驚きましたが、とても和やかでアットホームな大会でした。

7月には町内環境美化の奉仕活動があり、レスポアール久山も私と本社からの2名の計3名で参加しました。商工会事務所前に数十人の会員が集まり、10年以上続いているこの取り組みが評価され福岡県から表彰を受けたことの報告の後、活動を開始しました。皆さんはさすがになれた様子でそれぞれの持ち場に出かけられました。私たちも服装と熱中症対策を整え、気合は十分でしたが、作業内容が分からず少々戸惑い気味のところ、初心者向き?の持ち場をいただきました。県道沿いの2~3キロほどの区間の違法看板の撤去と大きなゴミの回収です。交通量が多いので、車からの落下物と思われるものの正体不明のごみが結構落ちており、大きなゴミ袋で5つほどになりました。
作業を終え最初の集合場所に集まった時、さわやかな汗を流した達成感とともに、それぞれ異なる場所で違う作業をしてきたにもかかわらず一緒に同じことをやり遂げたという一体感を感じ、初めて会う周りの人々が前からの知り合いのように思えてきました。協働作業は、気持ちも結びつけるのかもしれません。

協働作業といえば、毎年7月にはレスポアール久山のロビーと図書館の中に七夕の笹を用意し、来館の皆様に、それぞれの願い事を短冊に書いて笹に括り付けていただいています。今年も願い事が書かれたたくさんの短冊の重さで竹がしなっていました。この行事も、一人で書いて飾るより、みんなの様々な願いを一緒に飾ったほうが願いを届けられそうです。
七夕の日に、彦星が天の川を渡って織姫星に会いに行くという伝説があります。短冊の中にも「もう一度会いたい」という願いがありました。私も、もう一度会いたい人がいますが、短冊の願いには「どうしても会いたい、会わせてほしい」という強い思い、切実さを感じました。

「みんなの願い」「もう一度会いたいという願い」が叶えられますように。

久山町文化交流センター
センター長兼図書館長 太田隆晴